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りかさんからの頂き物 missing you **kyoko

カテゴリ: 宝物

♪シャカシャカシャカシャカ♪

マラカスふりふり踊る吟千代。

ご機嫌さんにはワケがある!

通常運行でも常にテンション高めですが、今日は特に突き抜けてます。


なーぜーなーらー

*Forever and ever* の りかさんよりお話を頂いてしまったからですよーーーー!


以前いただいた missing you * の続きのお話、キョコサイドです!



ピグで「書いてもいいですか?」といってくださって、ワタクシは「もちろんです!」とコンマ1秒置かず即答し、同時に遠慮という文字をはるか遠くに放り投げました。



りかさんのストカを公言してはばからないこのワタクシが、りかさんのお話を強奪しないわけないんですよーーーーー!



おーほほほほほほほほほ~♪


麗らかな春の空に突き抜ける吟千代の笑い声。

全世界に響き渡れ!←いい迷惑



皆様はすでにりかさんのお宅でお読みになったと思いますが、りかさんのお許しを頂いているので拙宅でもお飾りさせていただきます。

そしてご感想はりかさんのお宅で叫んでください!



それでは前置きが長くなりましたが(ついつい愛があふれて・・・てへ)どうぞー!





☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*  missing you **kyoko  ☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



********




雪花から離れて、最上キョーコとしての生活を送る日。

平凡な・・・・と思わず錯覚してしまいそうになるくらい穏やかに流れる時間。
学校に行って、お昼を食べて。
午後の授業のために早めに視聴覚室へと移動する。
さらり、と流れる風に季節を感じ、思わず右側を振り向くが、もちろんそこには誰もいなかった。
想像していた人は同じ都内で、彼自身としての生活を穏やかに送っているはずだ。
そう思い至ると当然のことなのに、心にぽっかりと穴が開いたようで、少し、切ない。

全ての感情を。
全ての物事を。
全ての変化を。

仮初の兄妹として、共有しすぎてしまって、一人の今が変な感じだ。
彼には、彼の。
自分には、自分の。
生活があって、時間がある。
それを共有すべき関係にいない『敦賀蓮』と『最上キョーコ』
本来であれば感じることすら禁忌とも言える感情は・・・・少しづつ、少しづつ、キョーコを蝕んでいく。
教室から視聴覚室までのちょうど中間に位置する中庭で、風の流れにスカートを遊ばせていると、聞こえてくるのは同級生の声。

「ねぇねぇ、やっぱり敦賀蓮って格好良かった?」
「もちろん~!完璧よ!完璧!」
「良いなぁ、私もあの番組出たかったわ」
「ふふ、本当に格好良かったぁ。同じ人間だとは思えない・・・・
「羨ましい!」
「でしょでしょ!本当、ああいう人が彼氏なら良いのにね」
「わかるー!すっごい優しそう!」
「そうそう!で、すっごい大人だし」
「良いねー!!」

キョーコが想いを馳せる相手と、なにかの番組で一緒になったのか、そこそこ顔が売れているアイドルとその友人。
声に色を付けるのであれば、ピンクか黄色だろうか。
パステルカラーというより蛍光色なその声色は、キョーコを思考の部屋の住人へと導いていった。
確かに、格好いいし優しいけれど、『敦賀蓮』という人物は決してそれだけで終わる人間ではない。
あの骨格の対比に筋肉の付き方は、天性の素材に恵まれたものだろうが、彼がきちんとしたウエイトマネジメントをしているからこその成果だという比率のほうが高いだろう。
他人にも厳しく、それ以上に自分に厳しい彼をただ一言、優しいで括ってしまうのはいかがなものかと思うのだ。
彼のハードルを超えて初めて感じる充実感を、きっと彼女たちは知らないのだろう。
知ってしまえば、あんな軽い言葉で彼を表現しようとは思わない。
彼の本質を知って欲しいという気持ちはもちろんあるが、それを上回るのは・・・・目を背け続けていた禁忌の感情。

(ずっと・・・・知らなきゃ良いのよ・・・・)

そうやって上辺だけを見ていれば良い、と苦い感情がキョーコの心を占領していく。
マイナスへと加速するように。
どんどん落ちていく、感情の波。
どうすることも出来なくてただ佇むばかりだが・・・
春の風はそんなキョーコの心情に反するように柔らかく、優しい。
まるで、想いを向ける先輩俳優の姿を彷彿とさせて・・・・
不意に胸が苦しくなって視聴覚室へと持ってくはずだった教材が手から滑り落ちたのは同じ瞬間。
ペンケースの乾いた音が、キョーコを思考の小部屋から引き戻す。

「あ・・・・」

一緒に散らばった携帯に吸い寄せられるように手を伸ばし、何よりも先に拾いあげる。
その人の名前があるのをわかっていてリダイヤルの一番上を見た。
ためらいなく、コール音を鳴らす。
歯止めが、効かなくなったのは・・・・きっと寂しさに負けて。
もちろん、そんなことを言えるわけ無いけれど。


**


「こんにちは、最上さん」
「こんにちは、敦賀さん」

予想に反し、すぐに電波は繋がった。
記憶していた以上の蕩けるような声色に、本当にどうにかなってしまうのではないかと思いながらも、気を静めるように当たり障りのない日常の会話をする。
空気を舐めあうような関係の兄妹から離れてする元の関係での会話は、とても居心地が良くて、もっともっとと求めてしまう。

「あ、あの、お食事はちゃんとされました?」
「・・・・・・・・・・・・・・・う、ん」
「やっぱりーーぃ!!」

いつもの軽口は、寂しいと表現するに相応しい感情で占められていたキョーコの心が段々と軽くさせ、柔らかな笑みを浮かべ始めた。
他の誰でもない蓮に向けての微笑は、残念なことに電波の先にいる男に届くことはなかったが・・・・

「ごめんごめん、夕飯は作って待っててくれる?」
「夕飯食べないで、いつ食べるんですか!!?」
「よろしく頼むよ」
「もちろんですとも!でも何か口にして、倒れないで下さいね」

思わず身体のことを思って声のトーンが下がってしまう。
寝食を共にして、カイン・ヒールという役どころの怠惰な食生活は彼の地であることがわかっているのだ。
後輩の一人として、心配しない謂れはない。
膨らんだ心がまたしても萎んでいくのがわかる。
しかし、それはただ苦いものではなく・・・・
甘く、そして少々ほろ苦い感情を伴ったものだった。






「・・・・・・I missing you・・・・・・」






降ってきた言葉は、衝撃。
脳内で処理をする前に口から出たのは、戯れを咎める言葉。

「な、なんてことを!!!」
「じゃぁね、また連絡する」
「敦賀さ・・・ん・・・・」

突然囁かれるように落とされた言葉に、耳まで赤くなるのがわかる。
突然途切れた電波の切れ端を見つけるかのように、携帯を見つめるが、なにひとつとして解決策を見つけることは出来なかった。

(し、心臓に悪い悪戯だわ。会ったら注意しないと・・・!)

さっきまで繋がっていた端末を握り締めて馳せる想いは、まだ認められない恋心。
彼の人も同じ想いを持っていることなど露にも思わず、キョーコは視聴覚室へと歩みを向ける。

想いのベクトルはそれぞれが少し違う方向を向いていた。

それが向き合うまでは・・・・・もう少し。

彼女の足取りは、春風のように軽やかなものだった。






りかさーん、有難うございます~!
マイロード、吟千代はあなたの忠実なるしもべですワン!
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編集 / 2013.04.12 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑

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