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山崎由布子さんからの頂き物 『ウソ!ホント。ウソ!スキ。』

カテゴリ: 宝物

真夏の深夜にこんばんは


吟千代です。

連日の猛暑日で体調を崩されたりなさっていませんでしょうか?


私は日々エアコンの効いた部屋でのんびりまったり過ごしてますのですこぶる元気です。

ビバ!無職生活!(就活はちゃんとしてますよー)




前置きはさて置き、本日は頂き物のご紹介でございます。



皆様ご存知の 【スウィート・ムーンのブログ】 の山崎由布子さんから素敵なお話を頂きました。


以前拙宅でアップしたフリーイラストに寄せてくださったのですー!



私は以前から山崎さんの本館様にお邪魔してはお話を読み漁り、「うおー!」と滾るもののコメントを残す勇気もなくひっそりこっそり壁から見つめる女子中学生もびっくりなストカをしておりました。


そんな山崎さんからコメントを頂き、「書けきたいなー」と言っていただけただけで幸せでしたのに本当にお話を頂けるとは!有り難くて拝んでしまいます!


ブログ始めて1年にも満たないペーペーにも気さくに接して下さる山崎さんは女神様です!




今回頂いたお話は山崎さんのお宅ではまだ公開されていません。


拙宅で初公開のお話でごさいます!超緊張!


物凄くかっこいい敦賀さんがいらっしゃいます。

どうぞ皆様ご堪能くださいませ。

そして私のように「うおー!」と滾った方は、どうぞ山崎由布子様までご感想お願いいたします。



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「ウソ!ホント。ウソ!スキ。」




 キョーコは蓮を見て固まっていた。驚きの眼差しで聞いた言葉が信じられなかった。

「ウソです!」
「ホントなんだけど、信じてくれない?」

 蓮は困った口調でありながら、そう言われることを予想していたように苦笑いを浮かべていた。

「ウソです。ウソ! そんなことあり得ません!」
「どうしてそこまで言い切るかな…」

 予想はしていも、そこまで言い切られることで溜息を漏らした。
 キョーコの性格や頑なな心。本当のキョーコは素直で大和撫子の純粋さを持っているのに、恋に関してだけはけんもホロロで膝を抱え込んだ子供のように心を開いてくれることはない。
 だが蓮はキョーコの視線の意味に気付いてしまった。
 『先輩』として見ていた瞳が、『恋』を映して蓮を見ていたことに…。
 自分の思いが見せた勘違いかと思った瞳は、蓮が見ていないと思ったときに、『恋の瞳』で俺を見ていた。

 俺だってバカじゃない。君の瞳が本気の恋をしているかどうかぐらいはわかるからね。

「君はどうしてそこまで否定するのかな? 俺は本気で君が好きだ。それがウソだと言い切る理由が知りたいね」

 俺の気持ちを少しだけ悲しそうに、そしてあり得ないと君は否定する。
 だが俺が告白するには理由があった。馬の骨もあるけれど、心の何処かで受け止めてくれている君を本当に抱きしめたかったからだ。

「だって、だって敦賀さんには、好きな人がいるって! それに…それに…幸せになれないって…ーー。大切な人は作れないって…」

 そこまで口にして君は慌てて口を押さえた。言うべきではないことを、口にしてしまったという顔で。

 確かにそうだ。本当なら君の知らないはずのことが、君の口からこぼれでてきた。

 自らの失言に、青ざめてさえして口元を押さえた君に、俺は君が間違ったことを言ったわけではないと情けない苦笑を浮かべた。

「でもそれは、最上さんが言ったことは本当だ。君がそんなに青ざめて自分を責めることは一つもない。何処で訊いたか気になるけど、ただそれだけのこと」
「…………」

 それでもなお言葉のでない君を、優しく抱きしめながら話しかけてみた。
 君は自分の失言だと思っている言葉に、力無く立っていたからたやすく腕の中に入ってくれた。

「俺に好きな子がいる。それは最上キョーコさん。君一人だ。間違ってない」
「でも! でも好きな人は『キョーコちゃん』って!」
「子供の時は『キョーコちゃん』って呼ぶことが多いだろ?」
「子供の時?」

 俺がごく当たり前と思える説明一言ですませてしまったが、彼女の頭の中ではそれだけで納得するのは難しいか?

 それに君が青ざめたのが、自分に怒られると思ったのではなく、俺の傷に触れてしまったと思ったのだと、心配する気持ちで震えているのだとわかった。

 君はいつでも優しくて、そして温かい人だね。
 子供の時も、そして今も変わりない。

「それに、俺が幸せになれないと思って、だから人を好きになることも、自分が幸せになることに近づかない為には一番の方法だと、遠巻きにしていたことだ。いや、だった…だな」
「だった? 過去形…ですか?」
「人は変わる。変わりたくても自分が許せなくて変われなかった。だが俺にも神様のくれたチャンスがあった。何度も貰ったチャンスに、いくつもの階段を上ることで、変わることを許されたと思う。少なく
も俺の中には、変わることを許された時間があった。そんな時、一番傍にいて欲しかった君がいてくれた。君がいてくれたから変われた。俺でも人として幸せになれるかもしれないと…」
「私がいることで…ですか?」

 君は驚きの目で俺を見て、さっきの青ざめた顔から緊張が消えた。

「君だから俺の中の氷を溶かしてくれた。君がいたから俺は今の俺でいられた。君が俺の手を引いてくれたから、俺はあの闇から抜け出せた」
「闇…?」
「そう。誰でもない君という存在は、俺にとって他にかけがえのない、変えることの出来ない存在だ。だから君を失うことは考えられない。君が好きで、こうやって抱きしめている君が消えたら、俺は気が狂いそうだよ」

 腕の中の君を見つめて、この言葉の意味を間違えようもない言葉で伝えた。

「好きだよ。君だけを愛してる。君の本当の気持ちを教えて?」

 本当は知っているけど、君の唇から本当の気持ちを知りたい。
 気付いたら、君の瞳が『好き』と言葉にして俺を見つめていた。

「あ…あ…私、私の気持ち?」
「君の本当の気持ち。隠さないで、俺に教えて?」

 君はうそはつけない素直な人だから、誤魔化してしまいたくなる恥ずかしい気持ちも、その表情を真っ赤にして答えてくれているのに、まだ言葉に出来ないで固まっている。

「好きだよ。何回でも、何十回でも、何百回でも言ってあげる」
「わた、わた…し、わたしは……」

 心の真珠がこぼれて君の頬を伝う。
 人魚の涙が真珠の輝きに変わるように、他に例えようもなく美しい涙が、言葉よりも雄弁に涙の意味を伝えてくれているようだ。
 キョーコの頬を伝う涙が、止めようもなく幾筋も流れた。
 そんなキョーコを蓮は、もう少しだけ強く…そしてそっと愛しく抱きしめた。

「泣かないで…。君に泣かれるのが一番堪える」
「だって、だって、止まら…ない」

 嬉しくて、驚きで、そしてなにより幸せでこぼれだした涙は、真珠のようにきらきらと輝いてキョーコの思いを形にしている。
 止めようもない幸せと、言葉に出来ない嬉しさと、形に出来ない優しい気持ちは、そっと抱きしめてくれる腕からも伝わってきて、キョーコは返す言葉を失った。

「一つだけ教えて。最上キョーコは敦賀蓮を好きでいてくれる?」
「好き…です……。敦賀さんが…好き」

 言いながらキョーコの頬を溢れた涙はまたいく筋も伝っていった。
 幸せの涙は輝きながら、そっと触れた蓮のキスで吸い取られていった。キョーコの幸せをそっとぬぐい取るように、これからもっと幸せを分けあえるように。
 二人のこれからの幸せの種になるように…。

     【 FIN 】


吟千代のブログ




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山崎由布子さん、素敵なお話を有難うございました!

一生の思い出です。宝箱で大切に大切に保管させていただきます!




と、いつもならここで終わるのですが、今日は終わらないんだぜ!


なんとビックリなサプライズプレゼントをもらっちゃってたんだぜ!


そちらも拙宅でご紹介していいとお許しを頂きましたので次の記事でアップさせていただきます!


10分後にアップ予定です。

しばらくお待ちください。


吟千代

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編集 / 2013.08.19 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑

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